JR東日本パスで小旅行 2023春 (3日目)
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カテゴリ: 旅行
JR東日本全線が乗り放題の切符が発売されたので、これを使って旅行してみました。その旅の記録の3日目です。
新青森駅
昨日はネットカフェで一夜を明かしました。使用したネットカフェは8時間で料金が切り替わるので、まだ時刻は朝の4時半過ぎですが退店します。
とはいえ始発までは時間があるので、適当に時間を潰しつつ今後の日程を適当に考えます。幸いにも新青森駅は5時過ぎ頃に待合室が空いたので、寒空の下にいた時間は長くはありませんでした。ありがたや。
指定席券売機は5時半から使えるので、スマホでこの後の新幹線をえきねっとで予約して受け取りました。JR東日本パスの受け取り後のえきねっとの受け取り時には、星マークの印字のため指定席券売機にJR東日本パスを挿入する必要があるようです。ちなみに上下逆さに挿入すると、上下逆さのまま星マークが印字されます。
適当に考えた日程の目的地は大体9時開場のため、切符受け取り後も時間があるので、始発でちょっと青森に寄り道します。
埠頭公園
青函トンネル開通前は青函連絡船の発着場となっていた埠頭公園に行ってみます。始発列車の青森駅着は06:03、この日の日の出は6:05なので、日の出の瞬間こそ見えませんが、タイミングが良ければいい感じのシチュエーションを拝めそうとの算段です。
埠頭の先の方まで行ってみました。算段通り、いい感じの景色が見られました。
青森駅から埠頭への連絡部分の遺構は結構残っており(当時がどんな景色だったのかは筆者は存じませんが)、青森駅の長大なホーム、ホーム北方の連絡階段、貨物用?に埠頭の先の方まで続く線路や架線が残されていました。
次の列車まで時間があれば青森ベイブリッジの上にでも行ってみようかと思いましたが、思いの外埠頭でのんびりしていたので次の目的地に向かいます。帰ってから調べて気づきましたが、冬期は歩行者通行止めのようです。結果的にセーフ。
弘前城
昨日通り過ぎた弘前へ向かい、弘前城へと向かいます。弘前駅から徒歩でおよそ35分くらいです。10時から100円で乗れる土手町循環バスが動いているようですが、時刻は8時なので徒歩で向かいます。
弘前城は改修工事の真っ只中で、天守閣は所定の位置にありません。石垣の修復のため建物はそのままに移動してあり、天守閣自体は見ることができます。
ちなみに天守閣のエリアは、冬期は無料開放しているようです。
三内丸山遺跡
新青森駅に戻り、今度は三内丸山遺跡に向かいます。新青森駅から徒歩でおよそ35分くらいです。バスも出ていますが、次に乗る予定の新幹線の時刻が迫っておりタイミングが合わないため歩きます。
三内丸山遺跡は小学生か中学生頃?に歴史の教科書に出てきた記憶があり、気になったので行ってみました。
竪穴式住居。外からはよくある平屋の建物ですが、中に入ると半地下になっているため非常に天井が高く感じます。なかなかの開放感です。
掘立柱建物。三内丸山遺跡の中でも重要な建物のようです。
高床建物。
時間の関係で館内の展示物は全部スキップしましたが、見たいものは見れたので満足でした。
指定券を取った新幹線まであと30分のため、全力で新青森駅まで戻ります。道中多少走って、なんとか5分前には戻れました。改札前で販売していた駅弁を買いつつ新幹線に乗り込みます。指定券を先に受け取っておいて良かった・・・。
急いでいたのと空腹で何も考えていませんでしたが、焼き魚は車内でそれなりに匂いを発しますね・・・。失礼しました。。。
小岩井農場
盛岡駅で列車を降り、小岩井農場へと向かいます。レンタカーで行くことを考えていましたが、本来は冬期のバス運行が無いはずのところ、JR東日本パスのお陰で臨時バスが運行されているようです。午前中は久々に歩き回って足が棒に近かったので、レンタカーの運転が怪しい感じだったので助かりました。このバスに間に合わせるために、ここまで散々急いで行動していました。
臨時バスにはそれなりの乗客がおり、20人くらいで出発しました。公式サイトでは1週間前に発表された情報のようですが、意外と多くの方が乗り込まれていました。
で、小岩井農場まきば園の目の前のバス停に到着しますが、筆者は唯一人小岩井農場には入らず来た道を引き返します。山の中でバス停を降りた目の前の観光地から逆方向へ進む、傍から見たら変な人ですねw
徒歩で30分ほど北へ西へ進んでいくと、一本の桜の木とともに岩手山のビュースポットがあります。この日は天気が良くてなかなかいい景色でした。四季折々の景色を楽しめそうな場所です。
この一本桜の反対側には一応駐車場があるのですが、冬期は除雪されておらず閉鎖されているようです。結果的にレンタカーで来なくて正解でした。
来た道を引き返し、今度こそまきば園へと向かいます。小岩井農場からも白神山地がきれいに見えますね。
一本桜を見るためにかなりの時間を割いたので、流石に帰りのバスまでにまきば園を全部見て回ることはできません。カフェやお土産屋に立ち寄って、気になるものを食べます。ヨーグルト+アイス。
まきば園限定のヨーグルト。とても濃厚でした。このヨーグルトはお土産屋で販売していますが、お持ち帰りNGでその場て食べる必要があります。
帰路
帰りは最後に残った指定席の回数を消費して帰ります。今回はえきねっとを使わずに直接指定席券売機で指定してみることにしました。残念ながら日曜日の夕方のため、直近の列車の指定券は取れませんでした。結局3時間半ほど待ちました。
ちなみに、指定席券売機で列車を指定する場合、「指定席」→「おトクなきっぷに座席指定」と押すと、通常の指定席のボタンを押したときの画面ではなく、乗換案内を押したときの画面が出てきます。乗車する路線・区間が決まっているような場合に空いている列車を探すのは結構操作が面倒です(空いてる列車が見つかるまで、ひたすら次へボタンを押していくことになります)。
後で調べたところ、乗車券を同時に購入するかどうかを選択する画面で「特急券のみを購入する」ボタンの右側に「おトクなきっぷに座席指定」のボタンが出てくるようです。試していないので正確かどうかはわかりませんが、こちらの方が1画面で見れる列車数が多いので操作しやすいかもしれません(間違っていたら申し訳ありません)。
3日目のスケジュールは徒歩移動が多くハードとなりましたが行きたいところは一通り回れて満足です。
まとめ
ざっと計算したところ、通常の切符で行くと乗車券と特急券を合わせて4万円の行程だったので十分元は取れた感じです。コスパは18きっぷの方が良いですが、どうしても長期間の休みを取れないと遠距離では使いにくいので、これはこれで良い勉強になりました。
おまけ
JR東日本での、おトクなきっぷでの指定席の取り方をまとめておきます。
きっぷの受け取り前
- マイページから該当のお得なきっぷに表示されている、「このきっぷを利用して列車を申込む」を押下
- それ以降は、トップページの経路検索と同じ要領で指定券を取得する
- 要はトップページから検索するか、購入済みきっぷのページから検索するかの違い
- 「きっぷの予約時のクレジットカードorQRコード」を指定席券売機に挿入して受け取る
- きっぷは個別に受け取れない(きっぷの受け取り時、そのきっぷで申し込んだ指定券もすべて同時に発券される)
きっぷの受け取り後・えきねっと経由
- きっぷの受け取り前と同じ要領で指定席を取得する
- 「きっぷの予約時のクレジットカードorQRコード」と「おトクなきっぷ」本体を指定席券売機に挿入して受け取る
- 指定席の回数消費型のきっぷの場合は切符にマークが印字される
きっぷの受け取り後・指定席券売機で直接
指定席の取得方法は2種類ある模様です。
- 乗換案内から検索して指定する方法
- 「指定席」ボタンを押下し、次の画面で「おトクなきっぷに座席指定」ボタンを押下する
- あとは「おトクなきっぷ」本体を挿入、乗換案内から検索と同様の操作で取得する
- 通常の指定席発券画面で指定する方法
- 「指定席」ボタンを押下し、次の画面で「新幹線指定席」「在来線指定席」等のボタンを押下する
- 通常通りの操作で指定席を取得する
- 乗車券の購入の選択画面で「おトクなきっぷに座席指定」ボタンを押下する
- 「おトクなきっぷ」本体を挿入して画面を進めると取得完了
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