長野・新潟・福島横断の旅 1日目
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カテゴリ: 旅行
今年の年末年始は9連休の会社が多く、多くの帰省客や旅行客で賑わったようです。筆者はなるべく混雑を避けたいので、あえて9連休の最終日から3日間の旅をしてきました。
きっぷ
今回は主に北海道&東日本パスを使って旅行します。若干エリアをはみ出すので追加のきっぷを買っていますが、有効期間が7日間と長く旅行前後でも使えるので今回大幅変更のあった18きっぷより遥かにお得です。例年通りであれば次回の発売は春ですが、今年の春はJR北海道の運賃改定があるので、このきっぷの価格が据え置きとなるかは微妙なラインですが。。。
長野へ
まずは、いきなりフリーパス対象外の新幹線で長野へ。JREポイント特典で、4620ポイントで乗車します。大宮駅06:41発かがやき501号で長野へ向かいます。前々回の旅ではホームで見送りました。はやぶさ1号より先の発車なんですね。
ちなみに、大宮-長野間は192.1kmでギリギリ200kmを超えないので、なかなかコスパの良い区間です。東京や上野発では区切りが悪く、+3000ポイント以上を消費します。それでも1ポイント1円の計算では普通に乗車券+指定席特急券を買うよりはほんの少しは安いですがね。
かがやき501号は高崎や軽井沢には停まらず長野まで無停車なので、すぐ着きます。高崎駅は最速で通過できる分岐器があるようですが、それでも160kmまで減速するようです。
長野駅からはJR西日本区間の大糸線を目指します。今回は、以前夏の18きっぷでも乗ったリゾートビューふるさとで南小谷へ向かいます。同じ列車に何度も乗る趣味はありませんが、単純に今回の行程的に便利なのと、季節違いの風景目当てで使いました。
リゾートビューふるさとの発車時刻まで時間があるため、適当にお散歩。ついでなので善光寺へ徒歩で行ってみます。長野駅周辺は気温は氷点下ですが、積雪なしでした。
善光寺は年始だからか朝でもそれなりに人がいました。本堂の前に行列ができていて、筆者には何の列だかわからなかったので、周囲を適当に歩いて長野駅へ戻ります。
長野駅に戻っても時間があって暇だったので、川中島駅と篠ノ井駅のエキタグ回収。川中島は駅前には特に何も無く、新幹線の高架が存在感を放っています。
篠ノ井駅は旧信越本線と篠ノ井線の分岐駅で構内が広く、貨物列車も停車していました。跨線橋も広く自転車を押して通行したり展望スペースがあったりします。
リゾートビューふるさと
長野駅へ戻り、リゾートビューふるさとへ。流石に連休最終日なだけあって空席が目立ちますね。普通の観光客の他に、スキー板を持ったスキー客もいました。
冬の姨捨。雪景色を期待していましたが、今回は残念ながら雪なし。ちなみに姨捨周辺は雪が積もっています。
穂高神社の参拝は、今回は巫女さん不在でした。代わりに大町までの車内企画の案内人倶楽部の方による案内で、同様の説明がなされました。
大町までの車内企画では、先ほどの案内人倶楽部の方にろる車窓景色の解説でした。配布いただいた手作りの山の解説資料と、夏と違って雪の積もり具合で山を識別できるので、筆者のように夏はどれが何の山かよくわからない人でも結構楽しいです。
そういえば予約時は気づきませんでしたが、夏に停車していた一部の駅は通過していました。信濃松川駅については案内人倶楽部の方から解説があり、安曇野ちひろ美術館の開館時期に合わせて停車しているようです(冬季は休館なので通過)。
大町の手前あたりから、雪が積もってきました。そんなこんなで南小谷駅に到着。駅前の道路の開通はまだ先のようです。
南小谷に停車中のE353。次回のダイヤ改正で乗り入れ区間が白馬までに短縮されるので、この光景ももうじき見納めのようです。前回も今回も快速でこの駅に来ているので、筆者は乗ったこと無いですがw
大糸線(JR西日本区間)
南小谷から先は初見のJR西日本区間です。北陸新幹線開業の際の北陸本線の経営分離により、他のJR西日本の路線から離れた飛地路線になっています。また利用客も少なく営業係数の高い路線で、そのうち廃線になりそうなので、今のうちに行ってみたという経緯です。
今回乗った南小谷14:43発は2両編成で、各車両8人くらいの乗車でした。ただ、途中駅での乗降はほとんど無く、南小谷で乗っていた乗客のほとんどは糸魚川まで乗っていました。18きっぷ期間の効果ですかね(なお筆者は普通に680円のきっぷを買って乗車)。
もう一つ特徴として、この列車の出入り口はバスの出入り口のような折戸になっています。関東近郊に住んでいる人にとってはこのような列車は珍しく、筆者も初めて見ました。
JR西日本区間はJR東日本区間とは対照的に、トンネルが多くありました。進むにつれて積雪量は減っていきますが、糸魚川まで積雪が0にはなりませんでした。さすが日本海側。
糸魚川
終点の糸魚川は2分で直江津方面に乗り換えられますが、折角なので下車。日本海に近いので、ちょっとだけお散歩します。
駅から真っ直ぐ北に向かうと、海沿いに展望台があります。海を見るためにあるのかと思いましたが、登ってみたら逆の山を見るためにあるようです。天気は良いとはいえませんでしたが、山の稜線ははっきり見えたので満足。すごい地味ですが、いいスポットです。
えちごトキめき鉄道
駅に戻り、えちごトキめき鉄道で直江津へ。こちらも北海道&東日本パスはエリア外なので、900円のきっぷを買って乗り込みます。車両はJR西日本でよく見かける見た目の列車ですね。人にもよりますが、個人的には海側よりも山側の方が景色が綺麗です。
直江津
直江津駅。経営分離前は北陸本線の終点、JR東日本とJR西日本の境界駅でしたが、現在はえちごトキめき鉄道の管理駅です。ほくほく線の列車が乗り入れていますが、糸魚川方面からの接続は終わっているので、空いた時間に明朝の食料を買い出しに行っておきます。
ほくほく線
買い出しを終えたらほくほく線へ。ほくほく線は北海道&東日本パスでは追加料金は必要ありません。逆に18きっぷの場合は別料金が必要です。また車両にトイレが無く、途中駅での長時間停車も無いので注意が必要です。
ほくほく線は、かつて在来線で日本一高速な路線でした。北陸新幹線が延伸して特急の運行が終了した現在では最高速度は抑えられています。ただ、全線高架かつカーブが緩やかな点で、その当時の一端を垣間見ることができます。
六日町。まさかの発車標が時限式で、07:10から17:50の間以外は消灯しています。こんな運用をしている駅もあるんですね。
2日目へ
六日町から少し北上して、本日の宿泊地の小出に到着します。
といった感じで1日目が終了。2日目に続きます。
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