長野・新潟・福島横断の旅 2日目
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雪国を列車で横断した旅の2日目の記録です。2日目は只見線と会津若松周辺観光がメインです。
只見線について
只見線は1日の本数が少なく、特に新潟・福島県境を含む大白川駅から会津川口駅間は、1日3往復しかありません。そして、小出駅の発車時刻は、始発の05:36の次は13:12となっています。
13:12の列車で会津若松へ向かってもいいのですが、空き時間の使い道が微妙なので、始発の05:36の列車に乗ることにします。とはいえ05:36時点ではもう1路線の上越線は全線でまだ1本も走っていないので、別の交通手段を使用しない限りは必然的に小出で宿泊することになります。
只見線の始発はもう2時間くらい遅くてもいいような気がしますが、果たしてこの列車はどんな需要があるのでしょうか・・・w
ということで、今回は小出駅で只見線に乗車するところからスタートです。
小出駅
早朝の小出駅。この日の朝は霧がかっています。人の気配のまったくない駅へ向かいます。今回泊まったホテルは駅前の小出ホテルオカベでした。レビューを見る限り、今回の筆者のような只見線の始発に乗る人御用達のホテルらしいです。
前述の通りまだ上越線は全線で始発前ですが、只見線の始発は上越線の始発よりも早いので、すでに入線していました。
只見線のホーム上ではスプリンクラーによる融雪が行われていました。靴を積極的に濡らしたくはないので避けつつ歩いていたら、普通にホーム上が凍結していて滑ります。黒く光っているところは濡れた地面に見えますが、実際にはスプリンクラーのすぐ近く以外の多くの部分がブラックアイスバーン状態です。
只見線
小出駅では筆者を含めて乗客2名で発車していきました。が、その乗客は入広瀬で下車していきました。乗客は筆者1人で2両編成を貸切状態で2時間近く走ることになります。
この時期はまだ日の出前のため、列車は暗闇をひたすら進んでいきます。
只見線を全線直通する列車は、5分以上の停車時間が大体3回くらいあります。この列車は大白川・只見・会津川口・会津宮下で停車時間があります。
大白川駅。ここまでで一番雪深い気がします。この駅と次の只見駅間は新潟県と福島県の県境をまたぐ区間で、只見線の中で最長(JR東日本の中で2番目)の駅間となっています。所要時間は約30分で、この区間の走行中にこの日の日の出時刻を迎えます。
県境超え。並走する国道252号のスノーシェッドが見えますが、大白川から只見の区間は冬季通行止めのようです。
路線名の駅である只見駅。この駅で運転士さんの交代がありました。天気は残念ながら霧がかっています。
結構いろいろなところで減速するのですが、ビューポイントでの減速なのか線路設備上の都合なのかはわからず。。。
本名駅で乗客が乗ってきました。2時間近くの貸切状態はここで終了です。
会津川口駅。ここから先は少し本数が増えます。駅から只見川の水面に反射した山が見える、なかなか良さげなロケーションです。
第一只見川狭路は車内からはよくわかりませんw
おおよそのビューポイントを通過したら、油断して眠りに落ちていました。気がつけば会津若松周辺に。ここまでずっと雪景色でしたが、会津若松は雪はほぼ残っていないようです。
喜多方
この日は会津若松に宿をとっているので、周辺探索に行きます。まずは昼食にラーメンを食べるため喜多方へ向かいます。磐越西線は普通列車にも種類があるようで通過駅があるので要注意です。
今回は駅から徒歩10分くらいのところにある、喜多方ラーメン来夢で昼食。会津若松駅周辺にも支店があるようですが、せっかく来たので本店で。
猪苗代
近くまで来たので、欲張って猪苗代湖へ行ってみます。会津若松は雪が全くなかったので舐めてたら、猪苗代はそこそこの積雪がありました。
駅からは猪苗代湖は全く見えないので、お散歩がてら道の駅へ。道の駅からも猪苗代湖は見えませんが、反対側の磐梯山はよく見えます。
道の駅から更に南下して国道49号沿いへ出るとギリギリ見えます。これよりも湖に近づくのは厳しそうなので、このあたりで。防風壁が並んでいるので、その切れ目から。
鶴ヶ城
最後に鶴ヶ城へ向けて歩きます。すでに日の入りを過ぎていますが、どうやら鶴ヶ城はライトアップされるらしいので、今からでも大丈夫そうです。
会津若松にも屋根付きの商店街があるんですね。
鶴ヶ城についたタイミングでは、片面しかライトアップしていませんでした。どうやらこの日は17時ごろから順番に点灯していたようです。
到着して10分くらい待ったら全面がライトアップされました。シンプルながらかっこいいお城ですね。ちなみに天守閣も入れるようですが、開館時間は17:00(最終入場16:30)までのようです。
帰りは歩いて帰っても良かったのですが、折角なのでちょっと面白そうなバスに乗って帰ります。
レトロ感が残る会津バスのまちなか周遊バスで「ハイカラさん」という名前のバスです。会津若松駅と鶴ヶ城間は逆回りのあかべぇの方が所要時間が短いですが、この時間帯はすでに運行を終了しています。Suicaは使えませんが、クレカのタッチ決済は使えます。
ちなみにこのバスは若干遅れていましたが、バスロケは非対応らしく定刻を過ぎたら発車したものとしてバス停案内のページから消えました。
3日目へ
夕食にソースカツでも食べようかと思っていたのですが、駅ナカのお店は18:00(17:30LO)で閉店でした。鶴ヶ城よりも先に夕食にすればよかったですね。。。別のお店を探しても良かったのですが、雨が降ってきていたので近くのスーパーPIVOTで適当に買って済ませます。
ちなみにPIVOTは駅ナカではなく少し離れたところにありますが、JREポイントが使えました。調べてみたらJR東日本の子会社のようです。
といった感じで2日目も終了です。3日目に続きます。
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