長野・新潟・福島横断の旅 3日目
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カテゴリ: 旅行
雪国を列車で横断した旅の3日目の記録です。3日目は会津若松からいわき経由で帰路につきます。
朝
ちょっと油断して目覚ましをかけずに寝たら、目が覚めたのは6:30でした。この日の行程はシビアではないので特に問題ないですが、時計を見たときは一瞬焦りました。
郡山方面へ
2日目は猪苗代まででしたが、3日目はさらに郡山方面へと進んでいきます。2日目は車内からは全く見えなかった猪苗代湖ですが、もう少し先へ進むと休止中の臨時駅である猪苗代湖畔駅があり、このあたりからは猪苗代湖が見えます。写真撮影はとても下手ですが。。。
ちなみに磐越西線の郡山から会津若松駅間は快速列車が運転されており、一部の快速列車には指定席車両が連結されています。
郡山駅
郡山駅は東北新幹線も停車する駅で、東北本線と東西磐越線、水郡線が乗り入れる県内の大ターミナル駅です。
GRe4N BOYZ(旧GReeeeN)が結成した地で、西口駅広場内に緑の扉のモニュメントがあります。
郡山駅の東口はながーい跨線橋を渡って、さらに南へ伸びた先にある不思議な構造をしています。
磐越東線
郡山から東方面へ向かう路線は2つあり、1つは磐越東線、もう1つは水郡線です。どちらも全線を走る列車は少ない(それでも只見線よりは多いですが)ため、どちらかを選択することになります。
今回は磐越東線沿いに行きたいところがあるので、磐越東線を使います。
そういえば、磐越西線・磐越東線は東西がEast/Westの英語で表現されるんですね。
磐越東線はほぼ雪はありませんでした。
徒歩
磐越東線を神俣駅で下車します。これから目的地までの公共交通機関は一切無く、片道1時間ほど歩きます。神俣駅の1つ東の小野新町駅からいわき駅間が磐越東線で最も本数が少なく、1日6往復しかありません。次のいわき行きの14:08発をタイムリミットとして、お出かけします。
道のりは最初こそ平坦ですが、次第に山道になっていき、勾配がきつくなっていきます。9連休のうち8日間を家から1歩も出ずに過ごした体には結構ハードです。
登った分、景色はなかなか良いですね。
あぶくま洞
ということで、行き先はあぶくま洞でした。入場料は1200円です。ちなみにこの日、筆者が入ったタイミングでは入口から出口まで誰一人として他の観光客と遭遇しませんでした。
あぶくま洞は採石場で発見された鍾乳洞です。洞窟内は当たり前ですが、狭く頭上注意です。階段も幅や奥行きが狭いので足元注意です。
順路内にでは300円追加課金で探検コースへ行けます。筆者はここまでの徒歩移動の疲労と、入口ロッカーに現金をすべて置いてきてしまったので、通常コースで進みました。
終始洞窟の迫力に圧倒されました。
ちなみに洞内では気温があまり変わらないことからワインの貯蔵を行っているようで、売店でそのワインを販売しています。
帰路へ
レストハウスの横ではソフトクリームが販売されています。食券を買ったはいいものの店員が不在というトラブルに遭いつつもなんとか入手。写真は山ぶどう味です。
あぶくま洞の隣には星の村天文台があるようですが、時間の関係で今回はスルーします。このあたりは事前の情報収集が足りなかったですね。
往路がしんどかったので、復路の時間を確保するためにレストハウスでの昼食を避けたのですが、復路は順調に進み、結果として神俣駅には次の列車の50分前に到着してしまいました。天文台に行くか、食べるかのどちらかはできましたね。。。
常磐線
無事にいわき行きの列車に乗っていわき駅へ。いわき駅は何だか賑やかですね。
今回乗ったいわきから水戸行きの列車は最近一部で話題に挙がったE501系でした。また、常磐線は中央線のように並走する新幹線が存在しないため特急列車が多数運行されており、普通列車は何度も緩急接続や通過待ちが行われます。
勝田駅。水戸駅の1駅北ですが、ここからは1時間に約1本都心に乗り入れる中電が出ているので乗り換えます。朝の上りと夕方の下りは高萩まで乗り入れる列車もありますが、この時間の下りの最長は勝田です。
特典でもらった普通列車グリーン車のチケットを有効活用して、グリーン車で駅弁を食べつつ帰路へつきます。この時間帯の上り列車は窓側が全部埋まることはありませんでした。
おわり
といった感じの、雪国横断の旅でした。超大型連休の最終日からのスタートだったので、他の観光客は非常に少なく、鉄道旅行の中では過去一で快適な旅行でした。天気や雪の積もり具合は満点とはいかないものの、只見線を中心に十分満足な旅でした。
ちなみに余った北海道&東日本パスは特に使い道が思いつかなかったので、仕事帰りにエキタグ回収しに行って消費しました。
ここ数日は集中的な大雪による雪害が多数報道されているのを見かけます。雪国にお住いの方や、これから雪国へ旅行へ行かれる方は十分お気をつけください。
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