水郡線に乗ってきた
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カテゴリ: 旅行
なんとなく旅したくなったので、日帰りで水郡線に乗車しに行ってみました。
水戸へ
適当にJRE BANKの4割引チケットを使って購入。当初は29日の予定でしたが、なんだか本降りの雨予報だったので1日ずらして30日に変更しました。18きっぷを使わない旅では、できれば18きっぷシーズンを外したいところですが、今回は仕方なし。
乗車券は有効期間が3日間あるのでそのまま使えますが、帰りの自由席特急券は乗車変更が必要です。自由席特急券だからか、割引が効いているからかはわかりませんが、指定席券売機での乗車変更はできず、きっぷを挿入したら秒で返却されました。
まずは上野駅を6時すぎに出発する常磐線で水戸へ向かいます。雨予報を避けるために日程を1日ずらしたはずですが、車内では地味に雨が降っていました。
水戸駅へ。最後に降りたのはもう7年前ですね。
さて、ここから水郡線ですが、この時間帯は常陸太田方面への列車が多いので、とりあえず常陸太田駅に行ってみます。
乗車券が足りないので指定席券売機で不足分を買おうとしましたがエラーで弾かれました。どうやら他駅発の短距離きっぷは不正対策で発券禁止にしているところが多いみたいです。えきねっと経由で発券してもいいですが、のんびりしてたら時間がなくなったので乗り越して下車精算します。
水郡線(支線)
水郡線は茨城の水戸と福島の郡山を結ぶ全線非電化の鉄道路線です。上菅谷駅からは盲腸線の支線が分岐しますが、終点の常陸太田駅はそこそこ(水郡線随一)の利用客がいるようです。
車両は久留里線でも見かけたキハE130系で、この形式が一番最初に導入された路線でもあります。ちなみに支線内は列車交換できる駅がなく、上菅谷駅から常陸太田駅は1編成しか入線できません。
ということで常陸太田駅へ。途中駅は閑散としている駅が多いですが、常陸太田駅は街ですね。駅舎には多分この地のゆるキャラっぽい像がぽつんとあります。帰ってから写真をよく見たら台座の下の方に名前がありました。
特にすることもないので適当に散歩します。なんだか妙に立体的な構造をしているので、とりあえず坂を登ります。
いい感じの見晴らし。後で調べて知りましたが、常陸太田周辺には太田七坂と呼ばれる7つの坂があるようです。23分での折り返しのため、どのみち次の列車に間に合いませんが、時間があるときのお散歩には良さそう?
本線に戻って郡山方面へ西進します。
水郡線
上菅谷駅から郡山方面へ出ると駅間が広がり、本格的にローカル線の田園風景となっていきます。途中駅には風情のある駅舎があったり、バラスト?の採石場があったり。
袋田
まずは袋田で降りて、有名な袋田の滝へ向かいます。想像していたよりも人が多く、列車に乗っていた客の3分の1くらいがワラワラと降車してきました。
袋田の滝へは徒歩30~40分、あるいは水戸方面からの列車と接続するバスが1日3本出ています(他に大子駅とのバスあり)。普段であれば徒歩で向かうところですが、列車の本数が少ない上に1方向にしか進めない乗車券の都合上、滝でどれだけ時間を使うかわからないので、行きはバスを使います。
茨城交通のバスで、袋田駅と袋田の滝(滝本)を結びます。途中の停留所は3つしかなく、実質袋田の滝の区間バスですね。交通系ICカードは使えませんが、クレカのタッチ決済は使えます。
袋田の滝
観光街っぽいお土産屋の通りを進んでいくと、清津峡みたいな入口トンネルが見えてきます。観光客はそこそこいましたが、清津峡ほどの地獄ではなかったので動きやすいです。
滝は幅が広く数段にわたっており、さらに滝と観瀑台の距離が近いため、1箇所で滝の全景を望むのはほぼ不可能です。
一番下の吊り橋の方のエリアは自然探勝路とつながっていて、こちらは入場券がなくても入れるエリアになっています。そのためトンネルに戻る場合は入場券の再提示が必要です。
見るものも見たので駅へ戻ります。今回はトンネル経由で来た道を戻りましたが、自然探勝路経由で戻っても良かったかもしれません。
行きに使った茨城交通のバスは水戸方面への列車へ接続するダイヤとなっているため、帰りは徒歩で袋田駅へ向かいます。見学を終えた観光客がやたらと徒歩で西へ向かうと思ったら、市営の無料駐車場に吸い込まれていきました。なるほど。
徒歩での帰りがけに第六久慈川橋梁を眺めながら。この鉄橋は2019年の台風(中央本線が土石流で寸断された台風)で落橋していて、復旧に1年半かかった橋です。
第六久慈川橋梁を見渡せる隣の南田気橋は現在架替中で通行止めです。もう少し北に関東ではあまり見ない沈下橋があるみたいですが、この橋を渡れないと行きづらいので今回はスルー。一応、すぐ西にバイパスができているので、川を渡れないわけではないです。
常陸大子
列車に乗って隣の常陸大子駅へ。ここは水郡線の拠点駅で、ここから郡山方面への県境区間は本数がさらに減ります。駅前にはC12形機関車と水郡線開通の功労者の像が展示されています。
ちょうどいい時間なのでお昼にします。次の列車まで2時間ほど時間があるため、近くの道の駅へ行ってみます。
歩いていくと右手に屋外型のイベント会場のような建設中の建物が。どうやら10/10(土)にこれから向かう道の駅奥久慈だいごの拡大エリアとなる予定のようです。ちなみに工事が終わるまで駅から道の駅までは、駅から右側(道の駅の新エリア側)の歩道は通れません。
徒歩10分くらいで道の駅に着きます。歩行者用の入口が見当たらないので、車道から入ります。
奥久慈しゃも親子丼。ピーク時間帯のため多少待ちましたが、結構回転率が高い印象です。気性の荒い鶏らしく、非常に身の詰まった歯ごたえのある鶏肉でした。
ちなみにこの道の駅はレストラン以外では現金とPayPayしか使えません。
食事も済んだところで、駅に戻りさらに西へ。この日の14:34発の普通列車は水戸方面からの乗り継ぎ客以外の乗客は筆者以外に0人でした。
ちなみに一部の土休日、もしくは地元の学校の行事予定(特編授業など)で13:03発の郡山行き普通列車が運行されることがあります。この列車を利用する場合は、駅前の玉屋旅館で奥久慈しゃも弁当を購入するのも良さそうです(要予約)。
次の下野宮駅は、最後の茨城県内の駅ではありますが東京近郊区間外の駅となっています。そのため関東から常陸大子駅へ行く際に100キロを超える乗車券を買う場合は、下野宮駅まで買えば途中下車できるようになりますね。もっとも本数が少ないので、恩恵があるとしたら常磐線内でしょうが。
矢祭
下野宮駅の次の矢祭山駅で下車します。味のある駅看板ですね。
ということで矢祭山を登ります。駅前の信号を渡ると登山道への入口があります。
矢祭山は天道塚や日月岩と合わせて周回コースとなっています。今回は反時計回りのコースで進んでいきます。
反時計回りで進む場合、最初は傾斜のあるタイル張り、次第に階段が増えていき最終的に山道になっていきます。
木々の切れ間からは矢祭山駅方面が見渡せます。矢祭山駅南にかかっている吊り橋が目立ちますね。後で行ってみましょう。
ミスルートしかけましたが、正式なルートはこちらです。色のついた杭が打ってあるのが目印です。後で登山アプリを確認したところコース外に軌跡があることから(しかも太め)、正式なルート以外のルートで登っている人も多いようです。時期が時期なので虫が非常に多く気が散ります。
矢祭山の頂上へ到着。福島百名山の1つのようです。大子方面が開けて見えます。13:03発の郡山行きに乗れた場合、弁当を持ってここで食べることも考えましたが、この時期は虫が多いのでやめたほうがいいですね。
このままコースを反時計回りに進む場合はこちら。ここから先は目印が減り道がわかりづらくなっていくので、登山アプリがあると心強いです。
ということで天道塚(雷神社)へ。矢祭山よりも標高が高いです。景色が良いのはわかるのですが、どのあたりが見えているのかは全くわかっていません。
ということでそのまま反時計回りで帰路へ。木の数が大きく増え、薄暗いエリアに入っていきます。日が落ちてきた気がしたので日月岩はスルーしましたが、全然時間に余裕がありました。
頂上よりも道中のほうが見晴らしがいいかも?
ちなみにこのあたりの道は草で足元が見づらいので注意です。
最終的に出てきたところには特に案内標がなかったので、なんかミスルートしていそうですが、無事に戻れたので良し(よくない)。
まだ時間があるので(標準的には2時間弱のコースらしいですが、1時間15分ほどで抜けてきてしまった)、その足で夢想滝へと向かいます。矢祭山の登山口とは逆方向にある4種踏切(名称は構内踏切らしい)を渡ると、あゆのつり橋があります。
小川の脇を歩いていきます。途中までは檜山への登山道を兼ねているようです。ちなみにこの時期はレンゲショウマが見頃を迎えているらしく、矢祭山よりも檜山に登る人が多いようです。
夢想滝へ到着。森の中の滝で結構暗いです。
最後に観光センターに寄ってソフトクリーム。日が出ていないとはいえ、夏なので非常に暑く全身がびしょ濡れになりました。というか曇っていなかったら相当きつかった気がします。
ちなみに観光センターの東側にも登山道へつながる階段がありますが、階段の斜度が結構あるので冒頭の信号のところから入ったほうがいいです。
帰路
水郡線は無人駅を含め、起終点液を除くすべての駅に発車予告の案内モニターが据え付けられており、次の列車情報がリアルタイムに分かるようになっています。他の路線の無人駅にもほしいですね。
終点の安積永盛駅。路線としては終点駅ですが、運行系統上は全列車が郡山まで乗り入れます。読み方は「あさかながもり」だそうです(「あづみ」と読んでました・・・)。
帰りは新幹線で東京方面へ戻りますが、日曜日ということもあって自由席は大混雑でした(諦めてデッキで立ち)。郡山始発のなすの号は最終列車が17時台なので、この時間帯はもう無いんですよね。。。
おわり
といった感じの旅でした。全体的にこの路線は利用客が多い印象でした。じわじわと乗ったローカル線が増えてきましたが、本数に対しての乗客数はここ最近の旅の中で最も多いように感じます。
とはいえ、夏の旅は体力を使いますね(体力を使うところばかりに行っているのもありますが)。日が出ていない状態でこれなので、もっと暑くなったら引きこもるしかないかもしれません。。。
ちなみに天道塚は、筆者の体感ではここ最近登った山の中では一番難易度が高いイメージでした。
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