日本縦断の旅 4日目

去る11月の初週に1人で日本を(ほぼ)鉄道で縦断する旅をしてきました。その旅の記録の4日目です。4日目は本土最北端を目指します。

朝

昨日は1時半くらいに就寝しましたが、シャワー浴びたりランドリー回したり北防波堤ドームを見に行ったりしたいので、4時半くらいに起床しました。

朝7時から始まるビュッフェで朝食を済ませて、すぐ隣の北防波堤ドームに向かいます。

北防波堤ドーム

昨日見たところから。

近づいてみたところ。

端まで歩いたところ。これより先は立入禁止となっています。

振り返る。

稚泊航路記念碑があります。

稚内駅周辺

稚内駅は道の駅わっかないが併設されています。気温は6.9度、風速は4.9m/s。昨夜よりは温かく風も穏やかですが、それでもそれなりに風が吹いているので寒いです。

宗谷岬行きのバスまで少し時間があるので、日本最北端の踏切へ行ってみました。駅前の看板には案内がありましたが、実際の踏切には特に標示はありませんでした。

バス停に戻り、宗谷岬行きのバスに乗り込みます。

宗谷岬へ

9:39稚内駅前バスターミナル発 → 10:29宗谷岬着

稚内駅前バスターミナルで往復乗車券が買えるので、買っておくとバスの乗降がスムーズです。また、バスは音威子府行きで宗谷岬が終着ではないので、寝ないように注意が必要です。

宗谷岬

ついに本土最北端の宗谷岬に到着です。駐車場は空いていたので、レンタカーで来ても大丈夫そうでした。混み合うのは年末年始だけかな？

隣には宗谷岬の音楽碑があり、歌が流れています。

日本最北端のお店「柏屋」。現金しか使えないかと思いきや、普通にキャッシュレス決済が使えました。

柏屋には宗谷岬流氷館が併設されており(入場無料)、北国の生物の剥製が展示されています。

宗谷岬神社。

宗谷岬の南の高台には様々なモニュメントなどがあります。果ての地らしく(?)、平和祈念系のモニュメントや鐘、慰霊碑などがたくさん置いてあります。

展望台から宗谷岬。

行きたかった本土最北端に行けて満足でした。

稚内駅

稚内駅に戻り、道の駅わっかないの「ふじ田」で「稚内丼B」を食べました。Aはボイル(?)ホタテ、Bは揚げたホタテのようです。

昨日は夜遅くて見ている余裕のなかったものを見に行きます。

北と南の始発・終着駅の看板。枕崎にあったものの、もう片割れです。

稚内駅には枕崎・西大山・指宿・東京・函館・札幌・旭川駅からの各駅からの営業キロが掲示されています。

それぞれの駅の掲示の基準は、枕崎駅はJR最南端の終着駅、西大山駅はJR最南端の駅、指宿駅は日本最南端のみどりの窓口設置駅、東京駅は日本の中心駅/代表駅、函館駅はJR北海道最南端の駅、札幌駅は北海道の中心駅/代表駅、旭川駅は所属する宗谷本線の始発駅、と予想しています。

この営業キロは枕崎から稚内に至るまで、一般的に使われる最短経路で計算されているようです。新幹線と在来線の営業キロが異なる区間は新幹線の経路、長万部から旭川間は内浦湾経由の海線の営業キロのようです。

札幌へ

13:01稚内発 → 特急 サロベツ4号 → 16:49旭川着

帰りは稚内空港から飛行機に乗るのが早いですが、稚内空港は欠航率が高いため新千歳空港まで陸路で帰ります。というのは建前で、行きの鉄路が真っ暗で車窓が全く見れなかったので、明るい時間帯に乗りたいというのが本音です。それでもこの時期は旭川に着く頃には真っ暗ですが・・・。

ここで空路を使うか鉄路を使うかを最後まで迷って、空路の安いタイミングを逃しました。

切符は営業キロが長いため新千歳空港まで買っておき、行きと同様に白石駅と札幌駅間の往復乗車券を別途用意します。札幌で乗車券を分割するより、途中下車+往復乗車券の方が安いです。

折角なので札幌で一泊してから帰ります。もう乗り物酔いしても次の列車があり、札幌泊なので休憩もできるので、帰りはグリーン車ではなく普通の指定席です。北海道は乗車時間が長く、あまりコスパ悪くないのでグリーン車でも良かった気がしなくもないですが。

思っていたよりいい景色でした。夜中に走ってしまうのはもったいないですね。

サロベツ原野の北部にある兜沼。

音威子府。宗谷岬に行くバスの行き先でした。かなり長距離の路線バスですね。

旭川駅でライラックに乗り換えます。ライラックは先頭車に様々なラッピングがされており、今回乗った列車は上川のラッピングでした。

今回の宿泊先。最近できたホテルのようです。なのですが、今回筆者は予約をミスって喫煙室を選択してました。筆者は拒絶するほどではありませんが、喫煙室は寝台列車のように倍率が高くて非喫煙者が喫煙室に泊まることはまず無いので、匂いは中々強烈です。

気を取り直して夕食と札幌観光に行きます。

札幌観光

今回の旅は完全に食をおざなりにしてきたので、最後の夕食は少々奮発します。二条にある寿司屋「和食と鮨のに条」にお邪魔します。

本場の寿司屋。有名なネタは旬の時期ではありませんが、それでも本場の食材は旨い！！

店主さんにシャコが旬とお聞きしたので、シャコを追加注文しています。

食後はさっぽろテレビ塔に行きました。反射を抑えて撮影するのがとても難しい。

エレベーターの表示器(?)はiPadのようです。アプリが落ちたのかホーム画面が表示されていました。

見たいところは見たので、ホテルに戻ります。

おわり

といった感じで、無事に最南端から最北端を制覇しました。ラストは帰るだけです。

付録

主な費用