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青春18きっぷ 日帰り旅行記2019 裏話

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カテゴリ: 旅行

青春18きっぷで5日ほど日帰り旅行をしてきましたが、各日の記事に詳しく掲載しなかった裏話を書き残しておきます。文字ばっかりな上に、大した内容はありません

日程組み

18きっぷで旅行をすることを考えたときに、最初の頃は行き先を決めないで行きあたりばったりの旅にしようとしていました。しかし、18きっぷについて調べているうちに、行く場所によっては列車の本数が少ない点を完全に失念していることに気付かされ、大まかな日程を組むことにしました。

日程を組むことにしたので、どこに行くかを決める必要があります。筆者は今回が初めての18きっぷだったので、できるだけ行く場所を分散させたいと考え、各方面あたり1つの目的地を決めて、そこから日程を組んでいきました。結果、高崎線方面、東海道線方面、常磐線方面、宇都宮線方面、中央線方面の候補地を選出しました。

旅行の方針

1日目の記事に旅行の方針を掲載しています。各項目についての理由を簡単に。

行った先で何かする(ただ列車に乗るだけにしない)

筆者は特に鉄道オタクというわけでもないので(鉄道自体は好きですが)、ただただ列車に乗るだけでは面白くないと考えての方針です。折角その土地に行ったなら、そこでしか見れない/出来ないことをしたいという理由です。

外泊は避ける

理由はたった一つ、予算が嵩むからです。宿泊代に回すくらいなら、出先で散財したい。

なるべく各日別方面に行く

これは前述の日程組みの通りで、初めての18きっぷ旅行だったので色々行きたいという考えからです。

始発終電にはこだわらない

あまり深い理由はありません。始発に乗って終電で帰るのは疲れるだけだからです。朝は最初の目的地の開館時刻に間に合うように家を出ればいいですし、終電で帰っても車窓からは大して何も見えないので面白くないからです。といいつつ、最初の目的地の開館時刻を目安にすると、大抵5時台の出発になってました…。結果的にあまり始発と変わらなかったかな?w

目的地の検討

最初に目的地を決めます。ある程度方針を立てたので、あとは流れでどうにかなると思っていましたが、色々調べていくうちに、沿線で歩いて行ける範囲内の観光地が思った以上に少なくて、かなり時間を取られます。

まず、ここでは第一目的地を選出してきます。行きたいところとして、横川(アプトの道)、土合駅、三島スカイウォーク、大洗磯前神社の神磯の鳥居、昇仙峡の5箇所を選出し掘り下げていきました。

高崎線方面

横川(アプトの道)と日本一のモグラ駅(土合駅)は、両方を1日に纏めるのは時間的に無理なので、2日に分けることにしました。唯一高崎線方面に2回行くことになりましたが、片方は新潟県のすぐ手前まで行くのでノーカンノーカン…w

土合駅以外の目的地としては、折角なので新潟県に入ってしまいたいと考え越後湯沢駅にしました。清津峡は、越後湯沢駅周辺スポットから検索した結果だったりします。

横川のアプトの道に行った後は時間が余っていることが予想できたので、有名な伊香保温泉の石段街も目的に入れました。渋川駅は上越線の駅ですが、土合駅に行って更に新潟に行った後に行ってる余裕は無さそうだったので、こちらの日程に組み込みました。上越線の水上駅から越後中里間は1日の本数がすごく少ないので、その日の日程は出来る限り軽く軽くすることを意識しました。

本編記事でも書いたとおり、土合駅発11:50発の長岡行きは8月毎日と9月以降は土日限定の臨時列車のため、8月中に行けるようにスケジュールを組みました。実際には土曜日に行った形になりましたが。

東海道線方面

最初の計画では、ヤクルトの富士裾野工場の見学も考えていたのですが、駅からの徒歩が長すぎるのと、いい感じの路線バスが見当たらないのでやめました。行くなら自家用車で行くべきです。

また、箱根も候補でしたが、JRではなく箱根登山鉄道を使う点から断念しました。

正直な話、東海道方面の行き先はいい案があまり思い浮かばず、かなり適当でした…w

常磐線方面

神磯の鳥居が最大の目的でしたが、ガルパンの影響から大洗の町並みがどんな感じか気になったので、それを含めた上で大洗をまるごと目的として日程を組みました。

常磐方面で行きたいところが大洗のみだったので、その足で栃木方面に向かい秒速5センチメートル第1話の舞台である岩舟駅を目指すことにしました。

中央線方面

昇仙峡が一番の目的地でしたが、信玄餅工場も当初から有力候補だったので両方を巡るルートを設定しました。

甲斐小泉駅からの三分一湧水は、ぶっちゃけた話小海線に乗りたいから組み込んだ目的地だったりします。だって車窓がきれいなんだもの。

その他の候補地

当初は福島方面も計画にあったのですが、時刻表や交通手段の関係で行きたいところをうまく巡れそうにないので諦めました。以下はその時の目的地です。…どう見ても1日で行くのは厳しいです。

  • 五色沼
  • あぶくま洞
  • 三崎公園

各日の裏話など

各日の裏話だったり感想だったりです。なるべく各日の記事に書くようにしていますが、書ききらなかったり、後日思い出したことなどが中心です。若干各日の記事とかぶる内容の場合もあります。

1日目

  • 本編記事の通り、横川駅からめがね橋付近を徒歩で登っていく人は片手で数える程度しかいませんでした。めがね橋付近から熊ノ平駅は平日にもかかわらずそこそこ人がいたため、ほとんどの人は車で来ていることが伺えます
  • ICカードが使えないバスは現金決済のため、両替が必要です。早めに両替しておかないと、バスの出口で時間をかけてしまいいたたまれなくなります…
  • 伊香保からの帰りのバスで、小銭・少額紙幣を切らしてしまい運転士さんに高額紙幣を両替していただきました…。申し訳ございませんでした&ありがとうございました

2日目

  • 水上駅以北の列車はワンマン運転に対応した列車のようで、先頭車両には運賃表示のためのディスプレイがついていました。4日目、5日目でワンマン運転の列車に乗ったからこそ分かったことですが、2日目の時点では何のディスプレイなのか全く分かっていませんでしたw
  • 水上駅以北の車内の路線図には、きっちりと上越線のループ線が書かれており、湯檜曽・土合駅間と土樽・越後中里駅間に輪っかが書かれています。しかもループの方向まで再現されていますw 気になる方はJR新潟支社管内の列車の乗るか、”JR 新潟支社 路線図”で画像検索すると見ることが出来ると思います
  • 清津峡渓谷トンネルは横川のアプトの道以上に暗い場所がありました。観光客の中には懐中電灯を持ってきている人がいました

3日目

  • 1日を通して、富士山がすぐ近くにあるはずなのですが、天気が微妙だったのか季節的に見えにくいのか、一度も拝むことなく3日目は終了しました
  • 三島スカイウォークはとにかくカップル・友人連れが多く、早めに来ていて時間があったとしてもロングジップスライドに並ぶ勇気は多分なかったと思いますw
  • 熱海の海岸から斜面の建築物ががいい感じに建っている写真になっていますが、海岸に来るまでにその崖を下っています。どのルートで行き来しても勾配がかなり急なため、地味に疲れます

4日目

  • 鹿島線に乗るときに、かなりあたふたしています。一番戸惑ったのは、水戸駅に鹿島線の切符売り場が無かったことです。JRの切符売り場に鹿島線の運賃が書かれた掲示があったので察することが出来ましたが、乗り換え時間が10分だったため焦りました
  • 大洗駅は有人改札駅のためどの扉から降りても大丈夫でしたが、途中の無人駅で乗り降りする客を見ていたことが、5日目のワンマン無人駅でスムーズに乗り降りできたことに繋がっていたりします
  • お昼に宇都宮餃子を頼むつもりでしたが忘れていました。その結果、宇都宮に行ったときに食べようとオリオン通りをウロウロすることになりました。結局冷凍餃子を買って帰りましたが…
  • 記事では書いていませんが、実際には岩船山に登った後、岩舟駅には5分前に到着しています。つまり、発車時間ギリギリで良ければ高勝寺まで40分で往復できることになります。おすすめはしませんが。

5日目

  • 石和温泉駅からGoogle Mapsのナビで信玄餅工場に向かいましたが、相変わらず私道がルートに出てきます。ぶどう畑の間の細い農道がルートに出てきましたが、時期的にこのルートを使用する気にはなれなかったので引き返しました
  • この日、現金を下ろしてくるのを忘れて信玄餅工場に行ってしましました。信玄餅工場の社内特価販売1/2ではカードは使えないので現金で決済する必要があります
  • 記事をよく読むと分かりますが、昇仙峡へのバスは昇仙峡口と昇仙峡滝上のバス停で運賃に310円の差があります
  • 昇仙峡口バス停からグリーンラインバス停までの間は、アプトの道のめがね橋付近までの時と同じくらい人がいませんでした。唯一違うのは、後ろから時々抜かしていく車がいるくらいです。一番下から登っていく人って案外いないものなのですねぇ
  • 本編記事中に雲行きが怪しいと書いてありますが、帰りの列車では3日目同様に雷雨の中を突っ込んで帰ってきました。この時期は夕方からのゲリラ豪雨は激しいです

全体を通して

全体を通して、そこそこきつめのスケジュールを組んでいたなーと感じています。特に昼食の時間をあまり考慮していなかったスケジュールが目立ちます。食事は注文してから出てくるまでの時間も考慮しなければならないため、食べる店を決めた上で最低40分、出来れば1時間見積もっておきたいところです。駅弁で済ませるのであれば考慮する必要はあまり無いかもしれませんが、在来線の車内で食べるのは昨今の事例もあり憚られるので、20分程度の余裕を持っておきたいところです。

今回行った観光地の多くはカップル・友人連れ向けのところが多く、1人で来ている人はかなり少ない印象でした。唯一1人が多く見られたのは、4日目の聖地巡礼している人でした…w

最後に、iPhoneのヘルスケアのデータによると5日間合計の歩いた距離は約100km、歩数は約156,000歩、上った階数は324階でした。また、各日とも1回ずつモバイルバッテリーでiPhoneを充電しています。

といった感じの、初めてにしては充実した18きっぷの旅でした。次に18きっぷで旅する機会があれば、宿泊を交えてもう少し遠出したいと思います。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

おまけ: 水戸駅での大洗鹿島線乗り方・降り方

筆者が迷った水戸駅での鹿島線の乗り方降り方についてです。参考までに。

  • 大洗鹿島線ではICカードは使えないため、全て切符で乗る必要があります。
  • 鹿島線沿線でのイベント開催時には、中間改札に駅員が立って切符を販売していたり、水戸駅で全員一旦改札を出て切符を購入することを求められる場合があります

乗り方: 水戸駅から乗る場合

  1. 水戸駅のJRの切符売り場で降りる駅までの運賃の切符を購入する(例:大洗までは320円)
  2. JRの改札に切符を入れて入場
  3. 鹿島線乗り換え口のICカード中間改札は、そのまま通過
  4. 有人駅で降りる場合は降りた駅の駅員に切符を渡す、無人駅で降りる場合は降りる駅で運転士に切符を渡す

乗り方: 水戸駅以遠からJR線で乗ってきている場合(ICカードの場合)

  1. 水戸駅のICカード中間改札にICカードをタッチ(改札外に出る必要なし)
  2. 有人駅で降りる場合は降りた駅の駅員に運賃を払う、無人駅で降りる場合は降りる駅で運転士に現金で運賃を払う

乗り方: 水戸駅以遠からJR線で乗ってきている場合(切符の場合)

注意:不正確な可能性があります

  1. 水戸駅のICカード中間改札は、そのまま通過(改札外に出る必要なし)
  2. 有人駅で降りる場合は降りた駅の駅員に切符を渡す、無人駅で降りる場合は降りる駅で運転士に切符を渡す
  • このとき持っている切符がJR区間の運賃のみの場合は精算が必要

降り方: 無人駅から乗った場合・切符を持っていない場合

  1. 乗車時に発行された整理券と運賃を現金で運転士に渡す
  2. 清算済み切符を貰う
  3. 水戸駅で降りる場合は中間改札を無視して出口の改札を通る、JR線に乗り換える場合は中間改札にICカードをタッチ

降り方: 有人駅から乗った場合・切符を持っている場合

  1. 水戸駅で降りる場合は中間改札を無視して出口の改札を通る、JR線に乗り換える場合は中間改札にICカードをタッチ

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