青春18きっぷ 日帰り旅行記2019 (2日目) 土合駅・湯沢
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カテゴリ: 旅行
青春18きっぷを使って首都圏から適当に日帰りで5日間旅行します。その記録の2日目です。
去る8月24日の2日目は、上越線方面に行ってきました。
注意点や方針については、1日目の記事をご覧ください。
2日目の目的
- モグラ駅(土合駅)
- 清津峡
高崎駅から上越線へ
今回は5時台に出発し、前回同様高崎駅に向かいます。前回から1日しか間が空いていないため、筋肉痛が半端ない状態での旅となってしまいましたが、今回の日程に山登りはないため大丈夫でしょう。ということにしておきます。
1日ぶりの高崎駅。前回と違って今回は土曜日のため、行楽客が多くいました。
ここから、8:24発の上越線に乗って水上駅を目指します。写真には写っていませんが、日本語表示のときは水上駅で長岡行きの接続案内が表示されていました。
上越線で北上
前回伊香保に行くために降りた渋川駅を通過します。渋川駅を過ぎると一気に登山電車の色合いが強くなり、車窓の景色は山と川になったり、一駅一駅の駅間が大きく感じるようになったりします。今回は前回と違って天気がいいので、車窓を眺めてのんびりするのがとても心地よいです(´ω`)
車窓を眺めていたら終点の水上駅に到着。ここから1日5往復しかない長岡方面の列車に乗り換えます。少々時間があるのでちょっとだけ駅から出てみたり。
ちなみにこの駅は関東エリアでのSuica使用可能な最北端の駅のようで、Suicaで入場したまま長岡方面に行かないよう再三放送が流れていました。
水上駅9:45発の長岡行きに乗って、最初の目的地である土合駅に向かいます。
土合駅
日本一のモグラ駅で有名な土合駅にやってきました。この駅は下り線(新潟方面)のホームが地下にあり、上り線(水上方面)のホームが地上にある珍しい駅です。土曜日だからか、かなりの人が列車から降りました。ちなみに、谷川岳に登山する人の最寄り駅であったりもします。
ホームの様子。写真の位置ではわかりにくいですが、もとは待避線にホームがあったようで、フェンスから覗くと線路があった跡があります。写真では、架線の名残のようなものがあります。ちなみに、地下には待合室とトイレがあります。それから、ホームは非常に寒いです。
注意看板を見つつ地上を目指します。ただひたすらに長いです。
462段を登りきりました。筆者は何も考えず1段飛ばしでガンガン登ったため、若干足に乳酸の気配がしましたが、まだ誤魔化せるレベルでした。駅の階段というだけあって一段一段はそんなに高さがないので、思っていたほどきつくはありませんでした。
登りきって通路を進むと、お疲れさまでしたの文字がありました。ただし、赤で下線が引かれていたり、「がんばってください」とか書かれていたりw そういえばさっき見た注意看板にも書かれていたなぁ。
コンクリのブロックで囲まれた通路を抜け、今度こそすべての階段を登りきりました。全部で486段でした。この駅を毎日は使いたくないですねw
駅の通路はこんな感じ。今は無人駅ですが、画像の右側に有人改札の設備があります。
先程の画像の中央付近にある隙間からは、展望できる(?)小さな空間がありました。
折角なので上り線ホームも見てみます。上り線は特に変哲もない駅でした。
上り線の駅名標。なんだか看板を見るたびに数字が違っている気がしますが、多分この駅名標は上りホームの標高かな?
土合駅の駅舎。これだけ見ると、どっかのサービスエリアに見えなくもない感じですね。
さて、次は清津峡に行きたいのですが、現在時刻は10:15。次の長岡方面の列車は11:50発(※)なので2時間近く暇になります。暇を持て余すのもつまらないので、近くにある谷川岳の入口の方へ行ってみます。ちなみに、谷川岳の方へ歩いている人は自分だけでした。
※土合駅11:50発の列車は臨時列車です。8月中の毎日と11月までの土日に運行するようです。
谷川岳へ
少し歩くと、国道標識がありました。どうやら駅前の道路は国道らしいです。
少し北に向かったら、先程の上り線の踏切があり、ちょうど上り線の列車が通過するところでした。土合駅だけを目的にしていた人は、おそらくあの列車で水上へ帰ったことでしょう。
少し進むと、橋から滝が見えました。橋から距離がありますが、非常に細かい水しぶきが飛んできてました。調べてみたら、湯吹きの滝というようです。
さらに進むとトンネル…ではなくスノーシェルターっぽいものがありました。首都圏に住んでいる人にはあまり馴染みのないものですね。
谷川岳
谷川岳ベースプラザに到着。ロープウェイの発着駅となっている他、お土産コーナーや食事コーナー(?)がありました。
筆者は天気もまぁまぁ良かったので、ここでロープウェイに乗ることを選択しました。が、チケット売り場をスルーして乗り場に行ってしまい、タイムロス。ロープウェイに乗ったのは10:50過ぎでした。次の列車を逃すという可能性を感じ始めつつ景色を堪能しに行きます。
事前情報では、このロープウェイは片道15分かかると聞いていたので、乗ってみたら案の定ゴールが全く見えませんでした。すごーくながーい。
ロープウェイからは、登山道らしき道が見えました。ロープウェイを使わずに登るのは結構大変そうです。ところどころ、地上に降りてみたいポイントもありました。
ちなみに筆者の予定ではロープウェイに乗るつもりはなかったので、このあたりの事前情報は全くありません。そのため、どれが何の山なのかは全く分かっておりません…w
天神平駅に到着。あちこちにリフトがあります。
展望の頂にてパノラマ写真を撮影してみました。
足元を見ると足がプルプルしますw
さて、ロープウェイを降りて11:25。土合駅のあの500段近い階段を降りる必要があるため、もう時間がやばいので土合駅まで小走りで向かいます。結果、なんとか5分前にホームに到着できました。土合駅で降りたときは寒かったですが、小走りした関係でホームの寒さがちょうど良くなってました。
列車に乗ってしばらくするとトンネルを抜け、関越自動車道と少しだけ並走します。ちなみに群馬県と新潟県の県境のトンネルは、上り線は「清水トンネル」、下り線(土合駅を含む)は「新清水トンネル」、新幹線は「大清水トンネル」、関越自動車道は「関越トンネル」という名前のようです。
越後湯沢駅
風景を楽しみつつ越後湯沢駅に到着。0番線ホームというまぁまぁ珍しいホームがありました。どうやらほくほく線のほとんどの列車が越後湯沢駅まで直通してきて折り返すため、専用のホームが設けられているようです。
それから、越後湯沢駅は新幹線停車駅ですが、新幹線は自動改札機があるのに対し在来線は有人改札でした。
越後湯沢駅は、駅ナカが賑わっていました。新潟は米の産地だからか、お酒がたくさん置いてありました。
お昼はつけ麺を食べました(800円)。もちもち。
清津峡へ
第2の目的地である清津峡に向かいます。バスが出ているのでバスで向かいます(470円)が、バス停から清津峡まで徒歩25分ほどかかります。ちなみにツアーバスで行くと清津峡の目の前の駐車場で降りれるようです。筆者が行ったときには、は○バスがたくさん停まっていました。
清津川と並行しながら清津峡へ向かいます。入坑券を購入して、清津峡までのトンネルを歩きます。トンネル内は非常に暗いです。
トンネル内のところどころで外に出れる見晴所があり、峡谷が見れるようになっています。六角柱の岩肌がよく見えます。
トンネル終点のパノラマステーションは、壁にはステンレス板、地面には水を張っていて、景色が反射で一層映えるようにされていました。
水面は3~15cmの深さになっており、そこを通過すると峡谷を正面に見ることができるようです。筆者はサンダルで来ていない上に、ツアー客が多くて動きにくいため断念しました。出来ることなら空いている日に行きたいですね。
終列車
越後湯沢駅発の水上行きの列車の最終は17:50のため、それまでに湯沢駅に戻る必要があります。そのため、バスの関係で16:20に湯沢駅に戻り、駅ナカを散策することにしました。ちなみに、万が一乗り遅れても新幹線の終電は遅いため、そちらで帰ることはできます。普通乗車券代と特急代の両方がかかりますが。
糀ソフトクリーム(アップルマンゴー)を食べてみました。が、マンゴーソースの味が強くて、筆者には糀の味が全く分かりませんでした…。ソースのかかっていない普通のソフトクリームを頼めばよかった…。
水上方面の上り路線では、途中にループ線があるとのことですが、筆者には分かりませんでした。どうやら車窓からループ線が見えるらしいです。列車がなんとなくずっと曲がっているのだけは分かりました…。もうちょっと下調べしておけば良かったと、若干後悔していたりします。
おわり
そんなこんなの2日目でした。今回の日程は、1時間に1本未満の路線を使用したため、かなり時間を意識した計画をしました。
次回の旅はスケジュールの都合上、少し先になりそうです。
付録
まとめ
- 土合駅を通る列車は1時間に1本未満(1日5往復)のため、スケジュール管理が必要
- 清津峡は出来れば人が少ない日に行きたい
今回かかった費用
内訳 | 金額 |
---|---|
青春18きっぷ(1/5) | 2,370 |
谷川岳ロープウェイ | 2,060 |
越後湯沢駅<->清津峡入口 | 940 |
清津峡 入坑券 | 600 |
糀らって 糀ソフトクリーム(マンゴー) | 440 |
合計 | 6,410 |
※お土産代・飲み物代を除く
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